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海と空と風と

2011年06月11日 15:19

今回の巣引きでは2ペアから9羽雛が生まれました。

そのうち1羽は我が家に残留決定。

そして、5羽は里親様の所に嫁ぐことになりました。

残りの3羽は…大きくなる事もなく、はばたく事もなく神様の元へ旅立ってしまいました。

そのうち2羽は明らかに私達のミスです。

もしかしたら…と頭の隅にあったのに対処に移ることができないまま2羽の命を散らせてしまいました。

ぷちーなを巣上げした時、まだ残りの2羽は小さかったので親元に残しておきました。

その時にはぷちーなを含めまだ皆元気でした。

そして暫くして下の子を巣上げしようと巣箱を覗いたら、1羽は背中一面の毛が抜けて既に息絶えていました。

もう一羽も息はあったもののお尻の周りや背中の一部の毛が抜けていました。

何が起きたのか分からず、もしかして感染性の病気かもしれないと思って病院の予約をいれました。

何故か紫苑きゅんだけ無事ですが、るーちゃんの毛も抜けているので、るーちゃん、息絶えた子も含め雛2羽を見てもらう事にしました。

病院の予約の日まで数日あったのですが、その日まで残りの1羽の命も持ちませんでした。

朝起きてプラケを覗いたら冷たくなっていました。

原因も何も分からないうちに次々に亡くなっていく雛達、何もしてあげることができず、私達は病院の日を待ちました。

そして病院の当日…先生から衝撃な事実を聞きました。

それは、紫苑きゅんが虐待をして雛の毛を抜いてしまったという事。

私達は過去2回の巣引きでペローシスの子を出していたので、今回はペローシスの子を出さないように高カロリー、高脂質の餌やおやつを親鳥に与えていました。

そして、それが原因で紫苑きゅんは「追い盛り」と言う状態になったそうです。

こうなると鳥自身もどうすることもできず、るーちゃんに吐き戻しを与え交尾を迫るようになるそうです。

そしてるーちゃんは子育てモードなので交尾を拒否します。

当然盛りモードの紫苑きゅんは子育てをしません。

るーちゃんは一人で雛に餌を与え育てていたのです。

そして、紫苑きゅんはどうして、「交尾させてくれないの?」「この雛達がいるからなの?」と言う事になり、雛達の毛を無理やり抜き出し始めたそうです。

毛を無理やり抜かれた雛は全身から血を流し、肺からも出血し亡くなったのだと…

そしてるーちゃんは、子育てしなければならないと言う事と、紫苑きゅんから交尾を迫られているという板挟みになり、過剰なストレスから毛引きを起こしたのだと…

顔の周りの毛は、やっぱり紫苑きゅんに抜かれたものだと…

先生はおっしゃいました。

巣箱の中は阿鼻叫喚だったと思うよ?

なぜ気付いてあげれなかったの?

もしかしたら、虐待があったかもしれないと感じていたのに、紫苑きゅんはそんなことはしないと、蓋をして考えることから目を逸らしてしまった。

ちゃんと現実を見ていたら2羽は助かった命だったと…

痛い言葉でした。

もしかして…とは頭をよぎったけど、紫苑きゅんは優しい子だからそんなことはしないと思いたかった自分には突き刺さる言葉でした。

前回の春、紫苑きゅんとるーちゃんは1回目の巣上げの後、即2回目の巣引きにはいりました。

これも紫苑きゅんが「追い盛り」になり無理やり交尾をして卵を産むことになったのだと先生はおっしゃっていました。

確かに1回目の巣上げの時はるーちゃんは毛を抜く事もなくピカピカでした。

ですが、2回目の巣上げの時はボロボロになっていました。

前に記事でるーちゃんは子育てが苦手で、それが個性だと書きましたが、何も分かっていませんでした。

個性なんかではありません。

私達が、間違った知識で栄養を与え過ぎたこと、「個性」だとか「もしかして」といって現実から目を逸らしていた結果でした。

今回亡くなった2羽と紫苑きゅん、るーちゃんには本当に申し訳ない事をしました。

もっと早く気づいていれば…いや、気づいてはいたはず…それに蓋をして目を逸らしていなければこの2羽は今も元気に育ったいたはずです。

本当にごめんさない。

最後に、この子達にも名前を付けてあげました。

巣箱の中で亡くなっていた子には「海」

巣上げした後に亡くなっていた子には「空」

命は海に帰り、そして空に上がりまた雨となって命を育んでくれる。

そんな思いで「海」と「空」と名付けました。


そして、もう1羽の子は里親募集にも出していた、コバルトスパングルダブルのちびちびーな。

里親募集を出した翌日、プラケに大量の血を吐いて亡くなっていました。

理由も分からず、巣上げからあっという間に居なくなってしまいました。

嫁は、ちびちびーなの色をいつも「奇麗だ奇麗だ」と褒めていて、それ故に「神様がちびちびーなの色に嫉妬したんかな~」と涙を流しながらぽつりと呟いていました。

当時は、亡くなった記事を書く元気が無く、里親様決定のタグをつけるのが精一杯でした。

でも実は里親様に嫁いで幸せになる事はありませんでした。

結局、ちびちびーなの里親様は神様になってしまいました。

もし神様が求めたのであるなら神様の下で幸せになってくれる事を祈ります。

この子には「風」と名前を付けてあげました。

奇麗なコバルトスパングルの色が通り吹く風の色を連想させるのと、やはり風も命を育んでくれる。

そんな思いで「風」と名付けました。


亡くなった子がどうか新し命を育んでくれますように。

そして、我が家でなくていいから生まれ変わって幸せな長生きな人生を送れますように。


追い盛りの件は書くのは正直辛かったのですが、BLOGを読んでくださっている人が同じ過ちをして、大切な命を失わないように書かせていただきました。

今回の情報が少しでも皆様のお役に立てたのなら幸いです。


コメント

  1. Ramona | URL | GCA3nAmE

    Re: 海と空と風と

    そんな大変な事があったのですね。
    「追い盛り」という言葉は知りませんでしたが、抱卵中はエッグフードを切るように先輩方から言われていたので、うちはたまたまそうしていました。
    記事を書いてくださってありがとうございます。
    海ちゃん空ちゃん風ちゃんの事は忘れません。教訓にさせてもらいます。

    自然界と同じ環境を作ってやることは難しいですが、できるだけのことはしてやりたいですね。
    紫苑きゅんちゃん、るーちゃん、要さん、さっちんさん、お疲れ様でした。

  2. 海月 | URL | qbIq4rIg

    Re: 海と空と風と

    巣引きを人がコントロールすること自体が
    間違いなのかも知れないとおもながら、健康で新らしい命が増えることを願うのですが、事故?は起きてしまったりします。それでも大切な命です。星になった仔を思い毎回泣きが入ります。少しずつ経験を上げて行こう、仕方ないではなく次はこうできるかもとおもって努力します。その努力が大した力でなくても、一歩だと思いたいから…。
    お互いに秋はとお話ができるといいですね。

  3. みことん | URL | L8AeYI2M

    Re: 海と空と風と

    こんにちは。我が家もウズラで似た経験をしました。
    オスがとてもオットリした子で「まさかこの子が」と思ってしまったんですよね。
    目の前で雛を襲う現場を見て慌てて引き離しました。
    (メスが産卵&抱卵で痩せていたのでつい高栄養価のフードを与えてしまっていました。そして当然それはオスも食べているという状況で…)

    以前ウズラを人工孵化で孵化させた際、ペローシスの子が3羽生まれました。
    幸い軽度でしたので私程度の拙い技術でも矯正できましたが、
    重度の子が生まれていたらどうしていたか今でも答えを出すことができません。

    ぷちーなちゃんを兄弟の分まで幸せにしてあげたいです。
    明日お迎えさせていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

  4. 要 | URL | u2lyCPR2

    Re: 海と空と風と

    > Ramonaさん

    我が家も、抱卵中はエッグフードを切るということは知っていたのですが、それが「追い盛り」に繋がるということまでは知りませんでした。
    今回、エッグフードは切っていたのですが、吐き戻しで雛の栄養になるからと思い、高脂質の餌(ハリソンのハイポテンシー)と私が麻の実を沢山あげたのが原因だと思います。
    今でも思い出すと胸が痛みますが、残った子を大事にするのと、次回同じ過ちを繰り返さないことが亡くなった子への供養になるのではないかと考えています。
    拙い記事でしたが、少しでも誰かの役に立って、少しでも同じ悲しみを未然に防ぐことができるなら幸いです。


    > 海月さん

    大事な命を失い、大事なことを学びました。
    普段から小鳥についての情報はなるべく収集するようにしていても、事が起こらなければ学べないことも多く…今回は学ぶのに命と言う対価を払ってしまいました。
    海月さんのおっしゃる通り、ここから経験をあげて努力をしていかなければなりません。
    でないと亡くなった子が浮かばれませんよね。
    命を預かっている以上、一歩一歩を大切にしながら歩んでいくしかないでね。


    > みことんさん

    私達も今回栄養価が低いとペローシスになると思い高栄養価のフードを与えて、雄が「追い盛り」になってしまいました。
    飼い鳥である以上、飼い主がちゃんと栄養のコントロールをしてあげないといけないのに、足りなかったり、多すぎたり…なかなか正しい選択をすることができません。
    ただ、これからも巣引きをするのであれば、今回の事を教訓にし悩みながらも餌を与えなければなりません。
    今回の事は、学んだ事は多いけれど、その代償もまた大きかったです。

    ぷちーなは先に巣上げしたので健康そのものです。
    やんちゃで元気いっぱいで、いっぱい食べてます。

    みことんさんのお宅でいっぱいの愛情をもらって育つのですから、幸せになれると思います。
    どうかぷちーなの事よろしくお願いします。

  5. おみつ | URL | lS/9yaGk

    Re: 海と空と風と

    それはとても悲しい思いでしたね。
    お気持ちがわかります。
    私もメールで書いたと思いますが1羽亡くして落ち込みました。
    ブログに綴るのも勇気が入りませんか??
    私は悲しいこと書くときは悩んで書いて消してまた悩んで書いて消して…そして書いてます^^;
    ブリーディングしてると嬉しいことも悲しいことも体験しますよね。
    巣箱を入れれば雛が生まれると簡単に思われる方もおられるので、苦労や悲しい現実も書くことにしてます。
    発情~育雛までエサの内容って意外と細かく管理しないと難しい面もありますよね。。
    ネクトンEは巣箱設置から産卵まで与えてます。
    エッグフードは我が家の場合産卵が終わるまで与えますが、配合は少し変えて量を減らしてます。
    産卵までと雛が孵ってからはまた通常の配合にしてます。
    ペレットは普通のズプリームのナチュラルダイエットで変えません♪
    ペローシスがわからなかったのですが、脚弱症みたいのでしょうか?
    どうかしばらく心休めてくださいね☆

  6. 要 | URL | u2lyCPR2

    Re: 海と空と風と

    > おみつさん

    亡くした子の事を書くのは勇気がいります。
    私も毎回悩んでは書いて、書いては悩んでを繰り返しています。
    ただ、書いてあげないと、どんなに小さな子で、例え既に巣上げ前に亡くなっていた子でも名前を付けてあげないと、時の流れで思い出は薄れていっています。
    そんな思いがあるからこそ辛くても亡くなった子の事は綴るようにしています。

    ブログを読み返すと涙がこぼれてしまうけど、それでも我が家に生まれて来てくれた証が残ってるから…

    餌の内容を詳しく書いてくださりありがとうございます。
    とても参考になります。
    私達も毎回試行錯誤の連続で、情報をいただけるのは本当に助かります。

    私も専門的な事までは知らないのですが、ペローシスは脚の腱が外れていて、立とうとしても腱が外れているため立つ事が出来ずに足が開いてしまう状態の事のようです。

    亡くした子の事を思うと辛いのは事実ですが、ちびーなとお預かりしているちびちびちびーなが毎日愛らしい姿を見せてくれてます。
    そんな、この子達に随分と救われています。

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